公共交通で世界遺産を堪能!
知床・羅臼の大自然と釧路グルメを巡る4日間コース!
知床・羅臼の大自然と釧路グルメを巡る4日間コース!
公開日:2025.09.01

目次

01
概要紹介
ひがし北海道は雄大な自然に囲まれたエリアです。なかでも東端に位置する知床半島は、世界でも数少ない手つかずの自然が残る地域として知られています。知床はその豊かな生態系と壮大な景観が評価され、2005年にユネスコの世界自然遺産に登録されました。海・山・川が隣接し、ヒグマやエゾシカ・オジロワシなどの野生動物が暮らす自然の楽園です。今回はそんな知床・ウトロを中心に、羅臼・釧路まで足を伸ばす4日間のモデルコースをご紹介。夏は深緑の原生林やクルーズで海上からの絶景、冬は流氷と共に歩く特別な体験まで、四季を通じて魅力が満載。大自然の心動く景色と野生動物とのふれあい、地元グルメや心身を癒す温泉など盛りだくさんのコースです。公共交通機関で移動できるので、運転の心配もいりません。知床の魅力をぎゅっと詰め込んだ旅を、ぜひ体験してみて!
02
1日目
1.女満別空港
旅のスタートは女満別空港から。空港から知床・ウトロエリアへは、斜里バス・網走バスが共同運行する「知床エアポートライナー」を使うのが便利です。バスは空港からウトロ温泉エリアまで直結していて、アクセスもスムーズ。注意点がひとつあるとするならば、ひがし北海道は現地キャッシュレス決済が追いついていない部分も。
そのためWEBでのチケット購入がおすすめです。当日の券売機での乗車券購入や現金払いが不要で、慌てずに旅ができます。バスに乗ってからでも購入が可能。WEB購入以外の場合は、乗車賃を現金払いする必要があるため事前のご用意をお忘れなく。


知床エアポートライナー
・運賃
1.【発】女満別空港 ⇒ 網走【着】:1,050円
2.【発】女満別空港 ⇒ 斜里バスターミナル【着】:2,300円
3.【発】女満別空港 ⇒ ウトロ【着】:3,500円
※子どもは半額
・運行期間
2025年6月1日~2025年9月30日
・ 時刻表
1.【発】女満別空港 ⇒ 網走【着】:1,050円
2.【発】女満別空港 ⇒ 斜里バスターミナル【着】:2,300円
3.【発】女満別空港 ⇒ ウトロ【着】:3,500円
※子どもは半額
・運行期間
2025年6月1日~2025年9月30日
・ 時刻表
知床エアポートライナー
知床エアポートライナーが運行していない時期は、網走バスの「女満別空港線+JR+斜里バスの知床線」を乗り継ぐことで知床・ウトロへ行くことができます。キャッシュレス決済は対応していないこともあるため、現金の用意をお忘れなく。詳しいアクセス方法はこちら!
乗り継ぐ場合
1.女満別空港から網走バス「女満別空港線」乗車→網走駅で降車:1,050円
2.網走駅からJR釧網線乗車→知床斜里駅で降車:1,040円
3.斜里バスターミナルから斜里バス「知床線 ウトロ温泉バスターミナル行」乗車→
ウトロ温泉バスターミナルで降車:1,650円
2.網走駅からJR釧網線乗車→知床斜里駅で降車:1,040円
3.斜里バスターミナルから斜里バス「知床線 ウトロ温泉バスターミナル行」乗車→
ウトロ温泉バスターミナルで降車:1,650円
2.知床クルーズ

オホーツク海に面する自然豊かなエリアが知床です。アイヌ語で「シリエトク=大地の果て」という語源を持つ知床は、その名の通り北海道の最東端。手付かずの大自然が広がり、数多くの希少な野生動物が暮らすことから2005年に世界自然遺産に登録されました。知床連山を背に、原生林の中にひっそりと佇む5つの湖・知床五湖や、海産物などのグルメ・温泉宿が複数あるリゾートエリアとしても有名。じんわりあたたまる温泉とオホーツク海で獲れた新鮮な海の幸を楽しむことができます。
そして知床で大人気なのが「知床クルーズ」。観光船に乗り、数々の滝や岩、雄大な知床連山を海上から楽しむことができます。知床では安全への取り組みを地域一体となって行っており、安全運行ルール等の安全対策を策定しています。大型観光船や小型のクルーザーから、ヒグマやエゾシカ・オジロワシなどの野生動物を眺めることができます。特徴的な海食洞や四季によって変わる山肌の表情など、「日本最後の秘境」と呼ばれる知床の自然を存分に楽しむことも。ウトロ市街地に乗り場があり、家族連れやグループにもおすすめ。料金は経路別に約3,000円〜10,000円ほど、時間は1時間〜3時間半ほど。自分が気になる景色をチョイスした、好きなコースを選べます。
そして知床で大人気なのが「知床クルーズ」。観光船に乗り、数々の滝や岩、雄大な知床連山を海上から楽しむことができます。知床では安全への取り組みを地域一体となって行っており、安全運行ルール等の安全対策を策定しています。大型観光船や小型のクルーザーから、ヒグマやエゾシカ・オジロワシなどの野生動物を眺めることができます。特徴的な海食洞や四季によって変わる山肌の表情など、「日本最後の秘境」と呼ばれる知床の自然を存分に楽しむことも。ウトロ市街地に乗り場があり、家族連れやグループにもおすすめ。料金は経路別に約3,000円〜10,000円ほど、時間は1時間〜3時間半ほど。自分が気になる景色をチョイスした、好きなコースを選べます。
おすすめクルーズコース(知床観光船おーろら)
1.カムイワッカの滝航路(所要時間:約1時間30分)
→半島の中間付近にあるカムイワッカの滝で折り返すコースです。知床の主要な見所はおさえているため、効率よく観光名所をチェックすることができます。
2.ルシャ湾航路(所要時間:約2時間15分)
→カムイワッカの滝より先にあるルシャ湾で折り返すコース。ヒグマの聖地とも呼ばれていて、高確率で野生のヒグマを見ることができます。
3.秘境知床岬航路(所要時間:約4時間)
陸路からでは辿り着けない知床半島の突端・知床岬で折り返すコースです。 船からでしか見ることのできない貴重な景色を見ることができます。
→半島の中間付近にあるカムイワッカの滝で折り返すコースです。知床の主要な見所はおさえているため、効率よく観光名所をチェックすることができます。
2.ルシャ湾航路(所要時間:約2時間15分)
→カムイワッカの滝より先にあるルシャ湾で折り返すコース。ヒグマの聖地とも呼ばれていて、高確率で野生のヒグマを見ることができます。
3.秘境知床岬航路(所要時間:約4時間)
陸路からでは辿り着けない知床半島の突端・知床岬で折り返すコースです。 船からでしか見ることのできない貴重な景色を見ることができます。
また、冬になると海岸線をびっしりと埋め尽くす流氷の風景も見どころのひとつです。専用スーツを着て流氷の上を歩くガイドツアーは、ここでしか体験できない大人気のアクティビティ。ツアーを運営するLANTOKOでは、海を知り尽くした地元漁師のガイドのもと安全に流氷ウォークを楽しむことができます。
【オススメの流氷ガイドツアー(LANTOKO流氷遊ウォーク)】
知床の海にいちばん詳しい地元の漁師と台湾出身・知床唯一の中国語ガイドが流氷の上をご案内します。
他にもおすすめのツアーが盛りだくさん!こちらも合わせてチェックを。
【ALKU知床ガイドツアー】原生林と断崖 絶景ツアー
Primeval Forest&Stunning Views of Cliff Trekking Tour
3.ウトログルメ

知床・ウトロエリアに来たら、まず味わいたいのが新鮮な海鮮グルメ。日本一の水揚げ量を誇るサケ・マスなど、ウトロには一度食べたら忘れられない味が盛りだくさんです。なかでもおすすめは漁師直営のお店「圓子水産(まるこすいさん)」。漁師自らが目利きし調理した鮮度抜群の海鮮グルメを味わうことができます。
おすすめは「鮭といくらの知床漬け丼」。特製のタレにつけ込み「ルイベ(魚を凍らせた郷土料理)」にした鮭と、これでもかとかけられたいくらをお腹いっぱい楽しむことができます。口の中に入れた瞬間、溶けていく味わいは一度食べるとやみつきに。丼の半分をそのまま楽しんだら、お盆に載せられた熱々のお出汁をかけてかき込むのも最高です。また、タイミングがよければうに丼に出会えるかも!木箱にのったうにが一舟丸ごと丼の上に乗せられて提供されます。希少性が高いため、食べられたあなたはとってもラッキー。
ツアーの前後やウトロ散策の後、ちょっとお昼を食べ損ねた時間にも入れるのが嬉しいポイント。夜の時間も営業している日もあるので、お店の公式インスタグラムをチェックすることをおすすめします!
圓子水産公式Instagram まるこ水産|知床の海から漁師が直送します🌊
おすすめは「鮭といくらの知床漬け丼」。特製のタレにつけ込み「ルイベ(魚を凍らせた郷土料理)」にした鮭と、これでもかとかけられたいくらをお腹いっぱい楽しむことができます。口の中に入れた瞬間、溶けていく味わいは一度食べるとやみつきに。丼の半分をそのまま楽しんだら、お盆に載せられた熱々のお出汁をかけてかき込むのも最高です。また、タイミングがよければうに丼に出会えるかも!木箱にのったうにが一舟丸ごと丼の上に乗せられて提供されます。希少性が高いため、食べられたあなたはとってもラッキー。
ツアーの前後やウトロ散策の後、ちょっとお昼を食べ損ねた時間にも入れるのが嬉しいポイント。夜の時間も営業している日もあるので、お店の公式インスタグラムをチェックすることをおすすめします!
圓子水産公式Instagram まるこ水産|知床の海から漁師が直送します🌊
4.ウトロ泊
ウトロにあるのは、大自然だけじゃない!複数の温泉宿があるリゾート地でもあり、観光の中心拠点としても観光客から高い人気を誇ります。アルカリ性の褐色のにごり湯は、美肌の湯としても呼び声の高い人気の名泉です。なかでもおすすめの温泉宿をご紹介!
1.知床第一ホテル
オホーツク海を一望できるロケーションが魅力の温泉宿。大浴場は広々としていて、湯船の数も多いためゆっくりと温泉を楽しむことができます。リラクゼーション効果の高い天然翡翠を使った大浴場で、からだの芯からリフレッシュ。そしてなんといってもこのホテルの醍醐味はバイキング「マルスコイ」。北海道の旬の食材を使用した和洋中の料理を、バイキング形式で楽しむことができます。その種類はなんと約80種類以上!日帰りでの利用もでき、観光疲れを癒すのにもおすすめ。
2.北こぶし知床ホテル&リゾート
流氷を眺めながら温泉やサウナを楽しめる、ハイグレードなリゾートホテル。ラウンジの飲み物やスイーツ・アクティビティが丸ごと宿泊料金に入っている、オールインクルーシブタイプの宿です。お料理もハイレベルで、カウンターにいるシェフたちに直接好きな料理を好きなだけオーダーすることができます。サウナも大人気で、流氷をイメージした『KAKUUNA(カクウナ)』と木の洞窟をイメージした『UNEUNA(ウネウナ)』の2種類が用意されています。
3.KIKI知床 ナチュラルリゾート
2023年1月にフルリニューアルした大浴場とサウナが人気のお宿。大自然の木々に囲まれて、まるで森林浴気分で温泉に浸かることができます。館内にある「あそびの森」には大型遊具が設置されているため、小さなお子さま連れでも楽しむことができます。離乳食の用意もあり、子どもにやさしいホテルとして「ウェルカムベビーの宿」にも認定されています。おしゃれでキレイな客室も大人気。
4.知床 夕陽のあたる家 ONSEN HOSTEL
オホーツク海を一望できる丘の上にある、温泉付きのゲストハウス。2024年6月に新設された2種類のサウナも大人気。客室からはオホーツク海に沈む夕日を楽しむことができます。滞在者が利用できるフリーキッチンも併設されているため、日中に釣り上げた魚や購入した旬の食材を使って自分で料理することも可能です。
5.ウトロ温泉夕陽台の湯
ウトロ港を見下ろす断崖の上にある、日帰り入浴施設。木立の中にあるログハウス風の建物で、名前の通りオホーツク海に沈む夕日を眺めながら楽しむ源泉掛け流しの温泉は最高。公営のキャンプサイトである国設知床野営場の近くにあり、旅行者に利用されている公営温泉でもあります。冬季は閉館しているため事前に確認しておくと安心です。
03
2日目
1.知床浪漫ふれあい号
2日目はバスガイド付き観光バスの、斜里バス「知床浪漫ふれあい号」に乗車。A〜Cコースの3種類が用意されており、Aコースでは日本の滝100選のひとつ「オシンコシンの滝」を楽しめ、Cコースでは空まで真っ直ぐに伸びるように見える「天に続く道」を経由して斜里バスセンターへ向かいます。今回は「プユニ岬」「知床峠」「知床五湖」をめぐるBコースへ。ウトロの各ホテルでピックアップしてもらうことができるため、荷物の移動も楽々です。


【ルート/時間】
10:18~10:25発 ウトロ温泉各ホテル巡回
1.ホテル知床 10:18
2.知床第一ホテル 10:21
3.キキ知床ナチュラルリゾート 10:25
※北こぶしリゾート宿泊の方はウトロ温泉バスターミナル集合
10:30発 ウトロ温泉バスターミナル
10:40着発 プユニ岬(車窓から見学)
10:55着/11:05発 知床峠
11:20着/12:50発 知床自然センター
13:05着/13:55発 知床五湖
14:20着 ウトロ温泉バスターミナル
【料金】
大人 3,300円 小人 1,800円
【販売期間】
4/28-10/31(2025年8月公開時点)
【予約はこちらから】
10:18~10:25発 ウトロ温泉各ホテル巡回
1.ホテル知床 10:18
2.知床第一ホテル 10:21
3.キキ知床ナチュラルリゾート 10:25
※北こぶしリゾート宿泊の方はウトロ温泉バスターミナル集合
10:30発 ウトロ温泉バスターミナル
10:40着発 プユニ岬(車窓から見学)
10:55着/11:05発 知床峠
11:20着/12:50発 知床自然センター
13:05着/13:55発 知床五湖
14:20着 ウトロ温泉バスターミナル
【料金】
大人 3,300円 小人 1,800円
【販売期間】
4/28-10/31(2025年8月公開時点)
【予約はこちらから】
【ガイド付き観光バス】知床浪漫ふれあい号
Bコース「プユニ岬」「知床峠」「知床五湖」(約4時間:Cコース接続可)
2.知床峠
知床半島の斜里町と羅臼町を結ぶ峠道「知床峠」は、標高738mに位置する北海道屈指の絶景スポット。山道を登り切ると、眼前には知床連山の雄大な景色とともに、原生林が広がる大自然のパノラマが一気に広がります。切り立った断崖や深い森、雲がかかる山々のシルエットが織りなす風景はまさに圧巻。晴れた日には、遥か彼方に北方領土・国後島を望むことができます。春から秋にかけてはドライブや観光バスで訪れる旅行者も多く、峠の頂上付近には車を停めて撮影を楽しめる展望スペースも整備されています。特に紅葉の季節や新緑の初夏は色彩のコントラストが美しく、SNS映えする写真が撮れること間違いなし!
また、知床峠周辺は野生動物の生息地としても知られ、運が良ければキタキツネやエゾシカが道路脇に現れることもあります。手つかずの自然とそこに暮らす生き物たちの姿に触れることで、「世界自然遺産・知床」を肌で実感できるはず。険しくも美しい自然に抱かれながら静けさと雄大さを体感できる、知床屈指の癒しと感動のスポットです。ただし、冬期間は深い雪に包まれるため通行止めになるのでご注意を。
また、知床峠周辺は野生動物の生息地としても知られ、運が良ければキタキツネやエゾシカが道路脇に現れることもあります。手つかずの自然とそこに暮らす生き物たちの姿に触れることで、「世界自然遺産・知床」を肌で実感できるはず。険しくも美しい自然に抱かれながら静けさと雄大さを体感できる、知床屈指の癒しと感動のスポットです。ただし、冬期間は深い雪に包まれるため通行止めになるのでご注意を。
3.知床自然センター
自然保護と観光情報発信の拠点「知床自然センター」では、貴重な動植物の資料展示や体験型の映像コンテンツで知床の自然や歴史、野生動物との共存について学ぶことができます。中でも注目は、迫力の映像を上映する100インチを超えるMEGAスクリーン「KINETOKO(キネトコ)」。迫力満点の映像作品が毎日定期的に上映され、知床の厳しくも美しい自然や野生動物たちの姿、季節の移り変わりなどをダイナミックに体感することができます。また、「100平米ハウス」と呼ばれる展示スペースでは、知床の春夏秋冬をリアルに再現。まるで森の中に入り込んだかのような空間で、知床の四季折々の風景や気候、生き物たちの息づかいを感じることができます。どちらのコンテンツも入館無料で楽しめるのが嬉しいポイントです。その他にも自然観察会やガイドツアー、シンポジウムなどのイベントも随時開催。環境保護への理解を深めながら、実際にフィールドに出て知床を体験できる貴重な機会が揃っています。
館内にはレストランや売店も併設。登山やトレッキングにぴったりの有名アウトドアブランドのグッズをはじめ、知床限定のオリジナルアイテムやお土産品が豊富に並んでいます。なかには地元クリエイターによるハンドメイド雑貨や、知床ならではの動物モチーフグッズなど、ここでしか手に入らない魅力的な商品も多数。アウトドア愛好家や自然派志向の方にはたまらない空間です。
館内にはレストランや売店も併設。登山やトレッキングにぴったりの有名アウトドアブランドのグッズをはじめ、知床限定のオリジナルアイテムやお土産品が豊富に並んでいます。なかには地元クリエイターによるハンドメイド雑貨や、知床ならではの動物モチーフグッズなど、ここでしか手に入らない魅力的な商品も多数。アウトドア愛好家や自然派志向の方にはたまらない空間です。
4.知床五湖
世界自然遺産・知床の代表的な景勝地「知床五湖」は、知床連山のふもと、深い原生林の中に点在する五つの美しい湖です。手つかずの自然の中にひっそりとたたずむ湖はまさに神秘的な景色です。海・山・森・湖といった知床ならではの多彩な自然を一度に楽しむことができる、まさに「知床の縮図」。天候に恵まれた日には湖面に知床連山がくっきりと映り込む絶景が広がり、訪れる人々を魅了します。写真映えするスポットとしても大人気です。このエリアでは、多くの野生動物が暮らしており、エゾシカの足跡やヒグマの爪痕、キツツキがつついた木など、野生動物たちの息遣いを間近に感じられるのも魅力のひとつ。タイミングが合えば、ひょっこりと顔をだす野生動物たちの姿を目の当たりにすることができるかもしれません。知床五湖は自然保護と観光の観点からしっかりと整備されていて、「高架木道」と「地上遊歩道」の2つのルートを選んで散策することができます。
1.高架木道
全長約800メートル、往復1.6kmのバリアフリー対応の木道。出発地点から一湖の湖畔までをつなぐ直線的なルートなので、車いすやベビーカーでも無理なく進むことができます。小さな子ども連れの家族や高齢の方でも安心して知床の自然を体験できるおすすめのルートです。道中には3カ所の展望デッキが設置されており、一湖の湖面や知床連山、オホーツク海を見渡す大パノラマを楽しめます。高架木道は電気柵によってヒグマとの接触を防ぐ工夫がされているため、安全に散策を楽しめる点でも人気です。
2.地上遊歩道
原生林の中をより間近に体感できる本格的な自然散策ルートです。春〜秋にかけて開放され、3つのコース(1湖・2湖コース、3湖コース、5湖全周コース)が用意されています。中でも五湖すべてを巡る全周コースは、約3km・1時間半ほどのコースで、森の奥深くを歩きながら次々と姿を現す湖の風景を楽しむことができます。地面に咲く季節の山野草や、木々の合間から聞こえる野鳥のさえずりなど、五感を使って知床の自然を味わえる貴重なコースです。地上遊歩道の散策には知床五湖フィールドハウスでの安全レクチャーが必要なのでご注意を。また、知床浪漫ふれあい号に乗車する場合は散策時間が十分に取れないため高架木道の散策をおすすめします。
ひとつ注意点として、知床五湖はヒグマの生息地でもあります。ヒグマ活動期(5月〜7月)には、地上遊歩道の利用は「知床五湖登録引率者」によるガイドツアーへの参加が義務づけられています。専門知識を持つガイドと一緒に歩くことで、安全を守るだけではなく動植物や地形などの歴史を学びながら散策することができます。知床五湖はただの観光地ではなく「自然と人との共生」を学び、体感する場所。季節ごとに異なる風景を見せてくれるため、何度でも訪れたくなる奥深い魅力を持ったおすすめの観光スポットです。
ひとつ注意点として、知床五湖はヒグマの生息地でもあります。ヒグマ活動期(5月〜7月)には、地上遊歩道の利用は「知床五湖登録引率者」によるガイドツアーへの参加が義務づけられています。専門知識を持つガイドと一緒に歩くことで、安全を守るだけではなく動植物や地形などの歴史を学びながら散策することができます。知床五湖はただの観光地ではなく「自然と人との共生」を学び、体感する場所。季節ごとに異なる風景を見せてくれるため、何度でも訪れたくなる奥深い魅力を持ったおすすめの観光スポットです。
5.ウトロ温泉バスターミナル
夕方には斜里バス「羅臼線」に乗って羅臼市街へ移動します。羅臼方面への移動は1日に数便と本数が限られているため、乗り遅れを防ぐためにも時刻表のチェックと余裕を持った行動を心がけるのがおすすめです。特に冬季(おおよそ11月下旬〜4月中旬)は、知床峠が通行止めになるのでご注意を。
【アクセス/料金】
ウトロ温泉バスターミナルから斜里バス「羅臼線」乗車→羅臼で降車:1,380円
【時刻表/運行期間】
公式サイトから最新の時刻をご確認ください
羅臼エリアに到着したら、そのまま今日は宿へ宿泊。おすすめの温泉宿をいくつかご紹介!
【アクセス/料金】
ウトロ温泉バスターミナルから斜里バス「羅臼線」乗車→羅臼で降車:1,380円
【時刻表/運行期間】
公式サイトから最新の時刻をご確認ください
羅臼エリアに到着したら、そのまま今日は宿へ宿泊。おすすめの温泉宿をいくつかご紹介!
1.陶灯りの宿らうす第一ホテル
原生林の中にある、硫黄が香る源泉掛け流しのお宿。地元で獲れた新鮮な海鮮やジビエなど、旬の食材を使った品数豊富な夕食を楽しむことができます。温泉の近くには熊の湯や羅臼ビジターセンターなどがあるため、観光の拠点としても最適です。レトロな宿でゆっくりと滞在を楽しみたい人におすすめ。
2.羅臼温泉湯けむりの里 ホテル峰の湯
日帰り入浴を楽しむこともできる、天然温泉が自慢のお宿。湯の花が漂う自慢の温泉とボリューム満点の夕食を、比較的リーズナブルに楽しむことができます。複数人で訪れても広さを感じるお部屋でリラックス。羅臼市街へ10分もかからずにいくことができるのも嬉しいポイント。
3.リブマックスリゾート知床シーフロント(旧:羅臼の宿まるみ)
海沿いにある、岩盤浴付きの客室が人気のお宿。珍しいカバノアナタケ湯や、国後島から昇る日の出を眺めながら温泉を楽しむことができます。カニしゃぶやその日に獲れた新鮮な海産物に舌鼓を打ってみては。ホテルの目の前にはコンビニもあり、立地面の良さも魅力です。
04
3日目
1.羅臼クルーズ

知床半島の東南側、オホーツク海に面したウトロとは反対側に位置する「羅臼(らうす)エリア」は、知床のもうひとつの顔とも言える場所。地名の由来はアイヌ語で「ラウシ(ra-us)」、すなわち「獣の骨のあるところ」。古くから動物たちと深く関わってきた土地です。いまでも手つかずの自然が色濃く残り、多種多様な野生動物が生息するこのエリアは、まさに「生きている自然」を間近で感じられる貴重な場所です。羅臼の魅力を語る上で欠かせないのが、ネイチャークルーズ。国内でも有数のホエール&バードウォッチングの名所として知られており、ここでしか出会えない壮大な自然のドラマが広がります。特に春から夏にかけて行われるクジラ・イルカ・シャチのウォッチングクルーズは、全国から多くの自然愛好家や写真家たちを惹きつけてやみません。
夏の海では、マッコウクジラやシャチ、ミンククジラ、ツチクジラ、ハシボソミズナギドリの群れ、そしてミズナギドリを狙って集まるハヤブサなどの猛禽類が観察できます。特にシャチとの遭遇率の高さが有名。世界的にも「シャチウォッチングの聖地」として注目を集めており、親子連れで泳ぐ姿や、巨大な背びれが波間に現れる光景は息をのむ美しさです。羅臼の沖合は水深が急激に深くなる「根室海峡」に面しているため、こうした大型海洋生物がやってきやすいのだとか。さらに冬になると、知床半島は流氷に包まれ、オジロワシやオオワシといった猛禽類の楽園へと姿を変えます。1月中旬から3月にかけての流氷シーズンには、流氷の上で羽を休めるワシたちの群れや、氷と青い海のコントラスト、雪をかぶった知床連山が織りなす絶景が広がります。特に羅臼の海はウトロ側に比べて流氷の密度が低いため動物たちが活動しやすいのが特徴。高頻度で多くの野生動物に出会うことができる穴場スポットです。
夏のマリンブルーの世界から冬の真っ白な氷の海まで、季節ごとに異なる大自然の表情を間近で体験できるのも羅臼ならでは。特に冬の流氷観光船は、知床半島の中でも羅臼でしか体験できない貴重なアクティビティです。冬だけではなく、夏でも風が冷たいので羽織りを忘れずに。
【運行スケジュール/料金】
大人:2,190円/子ども1,100円
【WEB予約はこちらから】
夏の海では、マッコウクジラやシャチ、ミンククジラ、ツチクジラ、ハシボソミズナギドリの群れ、そしてミズナギドリを狙って集まるハヤブサなどの猛禽類が観察できます。特にシャチとの遭遇率の高さが有名。世界的にも「シャチウォッチングの聖地」として注目を集めており、親子連れで泳ぐ姿や、巨大な背びれが波間に現れる光景は息をのむ美しさです。羅臼の沖合は水深が急激に深くなる「根室海峡」に面しているため、こうした大型海洋生物がやってきやすいのだとか。さらに冬になると、知床半島は流氷に包まれ、オジロワシやオオワシといった猛禽類の楽園へと姿を変えます。1月中旬から3月にかけての流氷シーズンには、流氷の上で羽を休めるワシたちの群れや、氷と青い海のコントラスト、雪をかぶった知床連山が織りなす絶景が広がります。特に羅臼の海はウトロ側に比べて流氷の密度が低いため動物たちが活動しやすいのが特徴。高頻度で多くの野生動物に出会うことができる穴場スポットです。
夏のマリンブルーの世界から冬の真っ白な氷の海まで、季節ごとに異なる大自然の表情を間近で体験できるのも羅臼ならでは。特に冬の流氷観光船は、知床半島の中でも羅臼でしか体験できない貴重なアクティビティです。冬だけではなく、夏でも風が冷たいので羽織りを忘れずに。
【運行スケジュール/料金】
大人:2,190円/子ども1,100円
【WEB予約はこちらから】
【知床ネイチャークルーズ】クジラ・イルカ・バードウォッチング
~知床ならではの野生動物を間近で!(4月下旬~10月中旬)
2.釧路羅臼線
観光を満喫したら、羅臼営業所から阿寒バスの「釧路羅臼線」で釧路市街へ向かいます。山間部を抜けて太平洋側に出るこのルートは、車窓の景色も見どころのひとつ。所要時間は約4時間かかるため、時間に余裕を持った移動がおすすめです。WEBで事前にチケット購入をしておけば、キャッシュレスでスムーズに乗車が可能。当日の券売機での乗車券購入や現金払いが不要で、慌てずに旅ができます。
【WEB購入はこちらから!】
釧路に到着したあとは、ぜひ港町ならではの雰囲気を満喫してみてください。釧路は世界三大夕日のひとつとも称され、時間が合えば釧路の海に沈む美しい夕日を見ることができます。また「炉端焼き発祥の地」としても知られており、目の前で焼かれる旬の魚介を味わう体験は旅の締めくくりにもぴったり。街歩きやグルメスポット選びに迷ったときは、ぜひこちらの記事を参考にして釧路の夜を思いきり堪能してみて!
【釧路の魅力を100%楽しむ方法!観光スポット・ご当地グルメも!】
【WEB購入はこちらから!】
【羅臼→中標津→釧路】釧路羅臼線バスチケット~羅臼から釧路まで直通!
【釧路の魅力を100%楽しむ方法!観光スポット・ご当地グルメも!】
05
4日目
1.たんちょう釧路空港
旅の最終日、釧路市街から釧路空港までの移動には、阿寒バスの「空港連絡バス」を利用するのが便利で安心です。市街地から空港まで直通なので荷物が多い旅行者でも快適に移動できると大好評。釧路駅前バスターミナル・釧路フィッシャーマンズワーフMOO・釧路市役所前(プリンスホテル前)の3カ所から乗車することができます。こちらもWEBで事前にキャッシュレスでチケット購入が可能。当日の券売機での乗車券購入や現金払いが不要で、旅の最後までスムーズな移動ができます。
【料金】
大人950円/子ども480円
【料金】
大人950円/子ども480円
【釧路空港⇔釧路市街】空港連絡バスチケット
空港に着いた後「お土産を買い忘れた!」という方もご安心を。釧路空港のターミナルビル内には、道東エリアの特産品や銘菓、雑貨などを取り扱う売店があります。人気の「釧路ラーメン」や「鮭とば」、ご当地限定スイーツなどここでしか買えない商品も。また、空港内には軽食が取れるカフェやレストランもあり、搭乗前のひとときをゆったりと過ごすことができます。フライト前の時間調整にもぴったりです。
06
まとめ
大自然と野生動物の宝庫・知床をはじめ、羅臼の海の恵みや、釧路の港町の風情まで、3泊4日で味わい尽くせる贅沢な旅。知床では原始のままの森と断崖絶壁の海岸線、そこに暮らすヒグマやエゾシカ、キタキツネなどの野生動物たちに出会うことができます。羅臼では、大海原を舞台にしたネイチャークルーズでクジラやシャチ、ワシなど圧倒的なスケールの野生生物を目の当たりに。旅の終わりには釧路でグルメや観光を楽しんで。夏も冬もそれぞれ異なる表情を見せてくれるひがし北海道は、きっと一度訪れると忘れられない場所になるはず。今回のモデルコースを参考に、あなたもぜひ知床・羅臼・釧路の旅へ出かけてみませんか?
ライター情報

奥村菜依加(なえか)
1994年生まれ、北海道北見市出身。道内金融機関に6年間勤務。その後北見市の映像プロダクション・株式会社北映Northern Filmsにチーフマネージャー・ライターとして在籍。2023年退職、コピーライター・取材ライターとして独立。屋号はProduce One。
1994年生まれ、北海道北見市出身。道内金融機関に6年間勤務。その後北見市の映像プロダクション・株式会社北映Northern Filmsにチーフマネージャー・ライターとして在籍。2023年退職、コピーライター・取材ライターとして独立。屋号はProduce One。